日本固有の病気とも言われる対人恐怖症

日本固有の病気とも言われる対人恐怖症

こんばんは、西橋です。

正式な病名でないにもかかわらず、ドラマやニュース、日常会話でも出てくる「対人恐怖症」。最近のドラマでも引きこもりがちな役の人に対してそう言ってましたね。

実はこの対人恐怖症、日本固有の「恥の文化」が大きな原因のひとつと考えられています。

なぜなら、日本は欧米などと違って、

・個性より協調性を重んじる。

・自己主張より他者への配慮を良しとする。

このような考え方が根付いていて、世間体というものが大事だと親や先生から叩き込まれて育つわけですから当然ですよね。

欧米では個性として考えられるのが、日本では毛嫌いされ、世間体、平均的、普通といった概念にしばられ、個性を押し殺してしまっているのです。

また、日本社会の変化も対人恐怖に大きな影響を与えていると思われます。

近年の日本は、核家族化が進み、そのため自然に年上、年下との関係性を学ぶことが無くなりました。その結果、親の考えが全ての考えと判断するようになって、親以外の人からの価値観を学ぶ機会も少なくなってしまったのです。

親の価値観に従うあまり、近年の子どもには反抗期が無くなってきているという事実も出てきています。

昔のように、大家族で住んで、近所に親族などが住んでいた頃は、親以外の人からも価値観を学ぶことができたからこそ、親の価値観から脱出する反抗期が自然とやってきたんですよね。

また、核家族化が進むことで「学校」という存在が、大きな影響を与えるようになってきました。学校で先生や先輩、友達との関係を築く中で、新しい価値観を知っていく。人付き合いを学ぶ比重が高くなってきているのです。

もちろん、全てにおいて昔の方が良かったとは言えないかもしれません。

でも、現代社会は昔より対人恐怖症になりやすい環境になってしまったと言えるのではないでしょうか?

私が今まで対人恐怖症の方を中心にカウンセリングをおこなってきた中で感じたことや気付いたことを今日は書いてみましたが、日本人である以上、誰しも少なからず対人恐怖症の気があるんだなと知っていただけるといいかなと思います。

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