MIEKOさんインタビュー

MIEKOさんインタビュー

miekosanto

MIEKO 様 ≪ プロフィール ≫

ライフ・ワークバランス サポートコーチ

ICP認定コーチ

ドリームマップ講師(ドリマ先生)

(財)生涯学習開発財団 認定資格

http://ameblo.jp/mikomikoko/

やりたいことができないストレス

― コーチとしての立場で見る職場でのストレスの原因とは何でしょうか?

例えば、今はOLをしているけど本当は教師になりたいと思っている人がいたとします。その人が日々の仕事に追われていたり、教員試験の勉強が思うように捗らなかったりといった状態だとストレスを感じますよね。また、家族が賛成してくれない場合とか、教師として上手くやっていけるかどうかという不安からのストレスもあります。私自身もサラリーマン家族の中でコーチとしての起業を反対されてすごくストレスを感じていた時期がありました。

そのストレスを解消するために、なりたい人に会ってみるというのが何の抵抗もなくリスクなくできる一つの行動かなと思いますね。実際に何もやってないときはいくらでも妄想が広がります。良いようにも悪いようにも。どんな人になりたいかという人物像があるなら実際に会って話を聞いてみる。「なぜ今の仕事をやろうと思われたのですか?」と今の自分と照らし合わせるような質問をしてみたりすることが大事かなと思います。

私のコーチングとの出会いも、ある学校の養成講座でコーチングって本当に良いものだなと思い始めたのがキッカケで、自分もできるになりたいと思って、その学校の説明会に参加してみる中で実際にコーチングをされている方と出会って、そこでご質問をさせてもらったりしていました。やっぱり最初の一歩は憧れから会いに行くのが良いと思いますね。

トントントンと目標に向かって行けなくて、恐怖になってしまったり、ストレスがかかるようになってしまったときは、コーチングで一つずつ相談して行動を決めるもの方法だと思うんですけど、実際に自分で会いに行ってみることで、やっぱり違ったなと気付けるかもしれません。それも大事なことだと思うんですよね。逆に、やっぱりこれが好きなんだなと再確認することも大事だと思うんです。

あと、ストレスにはやりたいかもしれないから感じるストレスというのもあるんです。例えば、「大統領になろうと考えてみたときにストレスがかかりますか?」と聞いたとしてもほとんどの人が「全くかからない」という答えを返してこられるんですね。それは、大統領になりたいという気持ちが全くないからなんです。ストレスがかかるのはやりたいなっていう気持ちがほんのちょっとでもあるから。「やっぱり違ったな」と気付くことができれば「やりたいかもしれない」というストレスはなくなります。

一番身近な家族に本音が言えない

― 今コミュニケーションが苦手な方が増えている原因は何なのでしょうか?

本音が言えなくなっている方が増えていると思うんですね。人との関係の中、まず家族関係の中で自分が本当に言いたいことが伝えられていない。それが社会に出たときに表面化してしまうので、どうして良いのか自分でも分からなくなってしまうという点が原因ではないかと感じています。

自分の思っていることを相手に伝えること

― MIEKOさんはその問題をどうすれば解決していけるとお考えですか?

人はまず嫌われたくないというのが第一にあると思うんです。私が営業事務をしていた頃の話なのですが、相手の求めることをやってあげたい気持ちを強く持って仕事をやっていたんですね。ですので、頼まれた仕事は全部引き受けるということをしていたんですけども、そうするとできないことや期限に間に合わないことも引き受けてしまうことがあって、できなくて迷惑を掛けてしまうことが起こってしまったんです。

あと、やり方が決まっていない仕事を丸投げされて、どうすればいいかを聞いても「好きにやって」としか言われず、言われたとおり好きにやって出来上がったものを見せたら「これはああしてこうして」とものすごく言われて、内心すごく腹が立ってしまったということもありました。そのときは「それだったら最初から言ってよ!」と言いましたけどね。

そういった経験の中から、相手と自分との境界線を持つことが大切だと初めて感じたんです。例えば、自分の抱えている仕事が多いときには「今これだけの仕事を頼まれてるのでそれは無理です」と伝える必要があったり、提出したときに「すぐ欲しかったのに」と言われてしまわないように「いつまでに提出すればいいですか?」と先に聞いておくことが必要だったり。人によって怖さを感じる感じないはありますけど、まず自分が本音を伝えることが大事だと認識してその一言を言えるかどうかが大きいのではないかと思うんです。

まずは最初の一歩。自分はどう思っているのかなと自分の心にアクセスしてみます。そうすると、「それを言ってしまうと拒絶されるんじゃないか」「あんなこと言いよったとみんなに噂されてしまうんじゃないか」といろいろ考えてしまって、伝えることさえ怖いって感じる人は多いです。実際に私が言った後、周りから恐れていた通りのことを言われることもありました。

でも、「これが私の主張なんだ」って耐える時期も必要だと思うんですね。それを耐えたことによって周りの信頼を得られる良い循環が始まって、例えば先程の話にあった「好きにやって」としか言わなかった人に対しては、「どうしたいのか教えてくれたら私は引き受けることができます」と伝えられるようになったり、時間がないときに仕事を頼んできた人には「今これだけの仕事を抱えているので他の人に頼んでください」と伝えられるようになります。そのために、本当に自分が思っていることを相手に伝えても大丈夫だという体験を一つずつ重ねることがすごく大事なんですよね。

心の支えとなって

― コーチングではそういった部分をどのようにサポートされるのでしょうか?

コーチングでは本音を聞く中で「最初の一歩としてできることは何ですか?」と聞いて、こういうことをやってみると答えていただいて初めにおこなう最小限の行動を決めるということをおこないます。最初の自分の一歩、例えば「今は無理です」という一言を相手に伝えるとかですね。そして、それを実際にやってみたときにどうだったかというのを次回のセッションで報告してもらう約束をしておいて、怖いことがあったらメールで教えてくださいねとお伝えしています。コーチングで大きいのはコーチが必ず自分の味方をしてくれるという部分なんです。それが心の支えとなるので初めの一歩が行動しやすくなるというのはすごくありますね。

人って一人だと思うと何もできないですけど、誰かが味方してくれてると思うとできるようになるんです。そういう面ではカウンセリングと似てますよね。

モヤモヤを晴らすキッカケにもなる

― コーチングが何なのか知らない方も多いと思うんですけど、どんな人に効果があるんでしょうか?

まず、社内でもっと効率的に仕事が回せるんじゃないかと思っているけどできていない人ですね。

それは、偏った行動とかが原因となっていることがほとんどですので、それをコーチングを受けて整理する中でやってなかった行動を見つけられるので、できるようになれるんです。

あとは、目標のために仕事を続けながら資格を取ろうと頑張っている人。

仕事をしながらの資格試験ってなかなかしんどいものなんですよね。特に難関の試験とかになると一人では「まあいっか」となりがちなんですけど、コーチングを受けることで次はここまでやらないといけないというのを一緒に考えながら管理していけるようになります。その効果で実際に資格を取ることができて活躍されている方もいらっしゃいますからね。そもそも、何でその資格を取りたいのか、本当になりたいのかっていう根本的な部分を見ていくことも大切です。ただ自分の欠点を埋めないと不安だから勉強している、受かったら自信になるんじゃないかという気持ちでやっていると、しんどいだけになってしまうんです。本当になりたいかっていうと違いますからね。

最後に、ただなんとなくもやもやしている人です。

大学卒業して就職して結婚と言う流れが自分に合っているのかどうか、なんとなく楽しいことないかなとか考えながら生きている人は今そのときを生きていないパターンなんですよね。今そのときを生きていないというのは、何が自分にとってしっくりくるのかすら見えてないときだと思うんですよ。それを掘り下げて見ていくと本当は面白い仕事だったのかも知れないですし、家族の反対などを考えて心の奥にしまっていた自分でも気付いていないことが出てくるかもしれないですし、コーチングはそういう方のモヤモヤを晴らすキッカケにもなるんです。

まずはバランスを整えることから

― 職場のストレスで悩んでいる方へアドバイスをお願いします。

人はバランスがすごく大事です。食生活、運動、金銭面、人間関係とか、どこかに偏っていると不安定になるところが出てきますので、まずは自分の現在地(状態や考え方)を知ることが大事なんです。現在地を知ることで行動や目標達成が早くなるし、隠している場合もある自分の本音を知ることもできます。さらに、自分にとって心地いいペースが分かってくるので、どれくらいのペースで仕事に取り組んでいけばいいのかといったことも分かってくる。そして、早さを強要されてペースを乱してしまう人が多い現代社会でも安定したペースを保つことができるようになります。それに伴っていろんなことがどんどん安定してきて、人間関係やストレスで悩むことがなくなっていくんですよね。

 

MIEKOさん、本日はお忙しい中、貴重なお時間をとっていただきありがとうございました。

取材日時:2013年3月31日

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